電磁定量ポンプ EHN-Rシリーズ（標準タイプ）

吐出量範囲：38〜450mL/minデジタルコントローラ搭載、フリー電源の電磁定量ポンプ

EHN-Rシリーズの特長

コントローラのデジタル化により、1〜360spmまで1spm刻みの設定が可能になりました。ストローク長調節と併用することにより、吐出量を幅広く設定することができます。

コントロール部は、ベーシック型のRタイプ。マニュアル運転、EXT運転（1回のパルス入力に対しポンプがn回作動するカウンター制御、n回のパルス入力に対しポンプが１ショットだけ作動する分周制御）、外部からの接点信号でポンプを運転／停止できるSTOP機能を備えています。

全機種フリー電源化を実現。電源電圧を気にすることなく使用できます。

エアー抜き調整ネジを回すだけでポンプ室のエアーを簡単に抜くことができます。

• 一部のタイプには付属しません。

駆動部・コントロール部などのユニットごとにシール構造を設けることで、IP66相当の防塵・防水構造となっています。

• 屋外での使用は避けてください。

新たにマルチ継手構造を採用しました。特殊なナットにより、チューブ接続時のよじれがありません。

• 一部のタイプには、マルチ継手は付属しません。

キー操作でポンプの運転/停止や、ストローク数の設定（1〜360spm）が行えます。ストローク数の設定は、運転中/停止中どちらの状態でも可能です。

カウンター制御（1：n）
外部からのパルス信号により、カウンター制御を行います。1回のパルス入力に対しポンプがn回作動します。nは1〜999回まで設定可能です。カウンター動作中に入力されたパルスは*大64535ショットまで記憶されます。

分周制御（n：1）
外部からのパルス信号により、分周制御を行います。n回のパルス入力に対しポンプが1ショットだけ作動します。nは1〜999回まで設定可能です。なお、ポンプ動作中に入力されたパルスは記憶されません。

• それぞれの nを1 に設定すると同期運転となります。

外部からの接点信号でポンプが停止します。STOP信号の入力が解除されるとポンプが作動します。この機能を使用してON/OFF制御が行えます。レベルセンサなどとの連動に便利な機能です。

• コントローラ内の設定変更により、STOP信号入力時のON/OFFを反転させることが可能です。

運転機能	モード	マニュアル（手動運転）、EXT（外部信号運転）
制御機能	設定	マニュアルストローク数：1〜360spm EXT デジタル入力運転：カウンタ　1:n　n=1〜999、分周　n:1　n=1〜999
制御機能	STOP	接点入力時ポンプ停止（コントローラの設定を変更することで接点入力時にポンプを作動させることも可能です。）
入力	パルス	無電圧接点またはオープンコレクタ
	STOP	無電圧接点またはオープンコレクタ
	アナログ	—
	FCM入力	—
センサ用電源		—
警報出力		—
電源電圧		AC100〜240V 50/60Hz 単相

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